税理士事務所のスタッフに求められる能力 前半

おしごと関連

こんにちはMogBeeの管理人②です。
沖縄で妻、息子(長男0歳)と生活しているウチナームーク(うちなんちゅの婿)です。

税理士事務所に所属して2年ぐらいが経ち、だいぶ業界の雰囲気、沖縄の雰囲気がわかってきました。
私は東京の民間企業から沖縄の税理士事務所に転職しました。

その時は、かなりのビジネス本や業界本を読んで転職に臨みました。
しかしながら、正直、税理事務所のスタッフとして働くための能力が何であるのか、具体的にはわかりませんでした。

現在、私は人事や採用にも携わっており、そこでぼんやりと見えてきた「税理士事務所のスタッフに求められる能力」についてコメントしたいと思います。


上記は実際に私が活用しているイメージ図です。


①は巡回担当者に求められる業界特有の能力

私は3つ挙げて説明しています。
■会計Accounting ■税務Tax ■財務Finance

会計は財務諸表の読み方や個別具体的な仕分けがわかるか
税務はとくに消費税、法人税、所得税の知識が必要
財務はキャッシュベースでの収支計算や借入の知識があるか

②はあなたの個性です

私でいえば、製造業やサービス業の知識、上場企業のガバナンス運営の知識、マニュアル作成の実務と認識しています。
会社法や労務、社会保険に関する知識など他士業の専門知識も身に着けておくと武器になるかと思います。

③は社会人としての基礎能力です。

私は3つ挙げて説明しています。
■コミュニケーション力 ■日本語力 ■整理する力

コミュニケーション力について、具体的にはお客様にとって心地よい雰囲気を築けるかが重要です。税理士事務所もサービス業だと考えています。

日本語力について、頭で考えたことを適切な言葉で説明する必要があります。

ことばには粒度があります。単に「素晴らしい」とコメントするのは粒度が荒いです。「●●にとって■■の観点からは素晴らしい」とコメントすれば粒度は細かくなります。別のかたが解像度を意識することが大事という表現をしていましたが、まさにそれです。粒度を意識して会話をしてほしいと考えています。

整理する力について、フレームワークなどを活用して考えや発言を整理する力が必要です。お客様の発言は全体の中でどの点を言及しているのか、鳥の目で府関して会話してほしいなと考えています。整理する力はMBAで学ぶ要素も多く含まれていると考えています。

上記の3つはコンサルタントファームがスタッフに求める能力であり、これらを高いレベルで備えていれば正直、どの業界でも活躍できると考えています。

長くなりましたので、続きは後半戦で。

MogBeeは沖縄県那覇市を拠点に、エグゼクティブコーチング、キャリアアドバイス、サービス業の品質チェックを得意としています。沖縄の衣・食・住に加えて、これまで旅した海外・日本全国の情報や、リスキリング、キャリア、教育、子育て、お金の話を発信していきます。

自分を大切に  管理人②より

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