税理士という働き方 ~パート④~

おしごと関連

こんにちはMogBeeの管理人②です。
沖縄で妻、息子(長男0歳)と生活しているウチナームーク(うちなんちゅの婿)です。

妻が面白いブログを書いていました。

真似して税理士という働き方を綴ります。
今回のブログだけでは収まらないので数回に分けて書きますね―の4回目です!!

税理士の働き方は大きく3種類です。

① 税理士事務所の中で社員として働く(今の私はこれ)

② 税理士事務所を開設して独立

③ 企業の中で資格を生かして、経理部や財務部で働く



今回は③について書こうと思っています。

1.民間企業で働くということについて

私は沖縄に来る前は、上場している大手の民間企業で働いていました。
決算書をつくる経理部や資金調達を行う財務部に所属していた時期があります。
これらの部署では、公認会計士資格をもっている人、税理士資格を持っている人が活躍されていましたね。
そのようなかたは、転職して来られる方が多かったです。
大手監査法人からの転職や他の企業からの転職です。

そもそも、大手企業の場合、新卒プロパー社員は各企業が提供しているサービスや商品に魅力を感じて入社してくる人材が多く、経理、会計、財務に長けている人は少ないのです。
だから企業は、中途採用でそれらに長けている人材を補強しようとします。
税理士資格があれば、このような転職市場では有利です。

一方で、資格保持者で転職した場合は、社内での異動は制限されると考えてよいでしょう。
商品開発部門などには異動しずらいということです。
この点で悩む人も身近にいました。
「商品を扱いたくて民間企業に来たのに、決算書を毎日見ているw」と。
転職前にしっかり調査することが大事ですね。

2. 注意点

あと、自分が経験している注意点としては、大手では業務が縦割りになっており、自身の担う業務が限定的なところがあります。

決算書を作る部署の人は、給与計算はしないですし、社保のルールなんか知らなくても業務を完遂できます。
もっというと、交際費を見る担当者、退職給付会計を行う担当者というような具合に科目や会計論点で業務が割り当てられることがあります。
退職給付会計を行う担当者は、税金の計算はしませんし、固定資産の圧縮や減価償却費の知識はいりません。
もちろん役職が上がれば、全体をみることになるわけですが、手を動かす実務レベルではそのような状況が生じます。
この点は、なんでも取り扱う、なんでもやらなければいけない税理士事務所の働き方とは大きく異なる点です。

さて4回に渡って書いてきました。

改めて自分の可能性を広げる観点で税理士資格は良いものだと振りかえっています。

最近はYou Tubeなどでも税理士の方が情報発信しており、そのようなコンテンツから税理士の働き方について生の声をキャッチするのも有意義だと思っています。

MogBeeは沖縄県那覇市を拠点に、エグゼクティブコーチング、キャリアアドバイス、サービス業の品質チェックを得意としています。沖縄の衣・食・住に加えて、これまで旅した海外・日本全国の情報や、リスキリング、キャリア、教育、子育て、お金の話を発信していきます。

自分を大切に  管理人②より

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