残業の捉え方

おしごと関連

こんにちはMogBeeの管理人②です。
沖縄で妻、息子(長男0歳)と生活しているウチナームーク(うちなんちゅの婿)です。

従業員は主に4パターンに分けることができます。

① 残業をよくして、仕事をこなして夜遅くに帰る人
② 残業をしないで、仕事をきっちりこなして定時で帰る人(すなわちデキる人)
③ 残業をしないで、仕事もしないで定時で帰る人
④ 残業をダラダラして、仕事もろくにこなさず夜遅くに帰る人

③と④はダメダメな例なので言及しません。
今日は①と②について考察します。

組織としての問題点はいろいろあると思うのですが
その一つに給料支給額が ① > ② になってしまう点があげられるかと思います。
基本給は②の方が多いとしても残業を含めると①の方が多くなってしまう現象です。

第一に会社は従業員の残業をどのように捉えているのか、この整理をしましょう。

残業をしてもらってでも自社の売上を拡大したい局面なのか、財務上の窮況から残業をさせたくない局面なのか―などその立場は会社ごとに様々あるはずです。そして、その方針や方向性を従業員にしっかり説明しましょう。

そのうえで会社としては従業員へいくつかの個別アプローチ・対策が必要です。

①に仕事を与えすぎている。業務量を減らす

 →これは正論なのですが得てして①の人は業務量を減らしても残業をしがちな人が多い気がします。マインドセットの再教育が必要です。

 →残業代を生活費に織り込んで生計を立てている人がいます。このような従業員に単に残業を減らせと言ってもなかなか響きません。残業のあるべき姿、成長・評価・基本給の関係を丁寧に説明しなければいけません。

 →①から取り除いた業務は誰が担うのか。チーム内の人数や編成は変わっていない場合が多いので他の誰かの業務が増えてしまいます。業務を移管した従業員へのケア(評価を含めて)は必須です。

①に仕事を与えすぎている。成長、業務効率化を促して、現状の業務を時間内に完遂してもらう。

 →中長期的には正論と思いますが、短期的にはやはり上記の業務量を減らす施策も並行して取り組むべきと考えます。

②は残業をすればもっとできるはず。②のさらなる成長にも繋がるし、そもそも②に任すと業務がスムーズに進むから、更に業務を任せよう。

 →仕事ができる人に仕事が回ってくるのは世の常。経営者やマネジメント層は②の従業員に対してついついこの行動をしてしまうのではないでしょうか。

②が「現況として」どのようなポリシーで業務に取り組んでいるのかしっかり確認してから業務を任せたいものです。仕事をバリバリこなす人も定時で帰ることが必要なライフステージがあるはずです(そもそも仕事は定時で完遂すべき)。

一方で、仕事をバリバリこなす人は、成長したい・もっと任せてもらいたいと考えているライフステージがあるはずです。

「あなたにとって現在の業務量・業務の質は適切か?」この問い掛けを②の方には実施しましょう。
ちなみに③や④の人へこの問い掛けをしてもミスリードを生じる場合がありますので注意が必要です。私利私欲のためにあることないこと回答してくる場合があります。

マネジメント層は、②へ支払う給与額が正しいものか再度チェックしましょう。②は自分を客観視できる人が多いです。会社やマネジメント層からどのような評価を受けているのか、更には社外の転職市場などからどのような評価を得られるのかを敏感にキャッチしています、適正な人事評価はますますのやる気につながるはずです。

人事の話は会社ごとに十人十色です。

皆様からの個々の相談をお待ちしています。

MogBeeは沖縄県那覇市を拠点に、エグゼクティブコーチング、キャリアアドバイス、サービス業の品質チェックを得意としています。沖縄の衣・食・住に加えて、これまで旅した海外・日本全国の情報や、リスキリング、キャリア、教育、子育て、お金の話を発信していきます。

自分を大切に  管理人②より

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