学生への就活アドバイス⑥

おしごと関連

こんにちはMogBeeの管理人②です。
沖縄で妻、S君(長男1歳)と生活しているウチナームーク(うちなんちゅの婿)です。

大学の講師業をしているのですが、就活についてインプットしたいという学生のニーズは高いように感じます。
私は学生の就活を応援したい気持ちがあります。
自分の採用される側、採用する側の経験を活かして、沖縄の学生が理想の就活ができるように手助けしたい。

そんなことを考えながらこのブログを綴ります。

ちなみに、
外資系を狙う、高学歴でコンサルファームを狙うような、一部のハイエンド・ハイスペックな就活をここでは取り扱わないこととします。また、就活の攻め方が違うでしょうし、自分の経験・知見もあさいので。よろしくお願いいたします。

今日はサービス業の深堀りをしたいと思います。

1.サービスを受け取る側の人数

例えばの話で美容師を例に出す。
美容師は基本的に1対1のサービスである。
つまり、今あなたの目の前にお客様が1人いて、その人から対価をもらうことになる。
美容師が講演会やセミナーをしたらどうだろうか。
1対複数人のサービスになり、目の前にいる多くの方から対価をもらうことになる。
美容師が本を出版したらどうだろうか。
1対マスのサービスになり、目の前にいない多くの方から対価をもらうことになる。

このあたりを意識して職業選択できる人は少ないと感じる。

2.キャリア

ホテルのカウンターや空港のカウンターをイメージしてください。
40代、50代のベテランスタッフは多く配置されているだろうか?
答えはNoです。

もちろん責任者としてのシニアスタッフはいるかもしれない。
でも、そのポジションになるとお客様とのファーストコンタクトで接客はしないだろう。
会社側としては、年齢やキャリアを重ねたスタッフは裏方に回ってもらうことを期待する。

ここで私が問いたいのは、20代のサービス提供者としての自分はイメージできているかもしれないが、30代、40代、50代の自分をイメージして職業選択できているか?または業界研究できているか?または自己分析できているか?という点である。

3.日本のサービス業の特徴

日本は「お客様は神様」という考えが浸透しまくっているのではないか。

高級店ではない、コンビニ、スーパー、ファーストフード店などでも丁寧な接客をしていることが多い。一方、海外ではそれらの場所で丁寧な接客がされることはほぼないといっていいでしょう。
お喋りをしていたり、目を合わせなかったり、愛想の良くない店員がいたりなんてことは普通だ。
私が勤めていた航空会社について。客室乗務員のサービスも国によって、期待値にバラツキがあるように感じる。あなたは客室乗務員にホスピタリティやおもてなしのこころを求めますか?

ここでお伝えしたいのは、一口にサービス業と言ってもピンキリだし、業界によっても職位認識に差があるし、国を跨げば更にそれぞれ認識が異なる場合もあるということ。

今日は3つにポイント絞ってお伝えしました。
是非、見極めて、そして、納得して職業選択をしてもらいたいと考えています。

今日はここまで。

MogBeeでは学生向けに就活コンサルも行っています。
お気軽にお声掛けください。

MogBeeは沖縄県那覇市を拠点に、エグゼクティブコーチング、キャリアアドバイス、サービス業の品質チェックを得意としています。沖縄の衣・食・住に加えて、これまで旅した海外・日本全国の情報や、リスキリング、キャリア、教育、子育て、お金の話を発信していきます。

自分を大切に  管理人②より

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