士業の整理―中編―

おしごと関連

こんにちはMogBeeの管理人②です。沖縄で妻、息子(長男1歳)と生活しているウチナームーク(うちなんちゅの婿)です。

社労士
社労士は人材に関する専門家であり、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として、業務を行っております。社労士は、企業における採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じるなど、業務の内容は広範囲にわたります。

①「労働社会保険手続き業務」
複雑・多岐にわたる労働社会保険の諸手続きを、皆さまに代わって、円滑かつ的確に行います。

②「労働管理の相談指導業務」
良好な労使関係を維持するためや、労働者の皆さまが納得して能力を発揮できるようにするため、職場にあったきめ細やかなアドバイスを行います。

③「年金相談業務」
複雑な年金制度をどなたにも分かりやすく説明し、必要に応じて各種事務手続きをお手伝いします。

④「紛争解決手続代理業務」
裁判ではなく、「あっせん」という手続きにより、簡易、迅速、低廉に解決します。

⑤「保佐人の業務」
相談の段階からお手伝いしていた社労士が、補佐人として弁護士と共に訴訟の対応にあたることで、安心して訴訟による解決を選択することができます。

※全国社会保険労務士連合会HPより

⇒税金ではなく社会保険もまたサラリーマンの給与から自動的に徴収されているわけですが、社労士は社会保険の計算のスペシャリストですね。
税理士でも社保の計算は苦手にしている人も多いのではないでしょうか?
私も会社員時代には自分の社保すら計算したことがなくて、いまだに苦手意識はあります。
社労士の中には補助金、助成金のコンサルティングで収入を得ている人もいます。
補助金、助成金の顧客フォローには情報のキャッチアップが必須ですが税理士事務所では人材リソースの観点からなかなか厳しいため、社労士の独占業務ではないものの、社労士・中小企業診断士が中心となってこの分野は活躍されているイメージです。

行政書士
行政書士は、行政書士法(昭和26年2月22日法律第4号)に基づく国家資格者で、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成、行政不服申立て手続代理等を行います。

行政において福祉行政が重視され、国民生活と行政は多くの面に関連を生じることとなり、その結果、住民等が官公署に書類を提出する機会が多くなっています。
また、社会生活の複雑高度化等に伴い、その作成に高度の知識を要する書類も増加してきています。行政書士が、官公署に提出する書類等を正確・迅速に作ることにより、国民においてその生活上の諸権利・諸利益が守られ、また行政においても、提出された書類が正確・明瞭に記載されていることにより、効率的な処理が確保されるという公共的利益があることから、行政書士制度の必要性は極めて高いと言われています。

業務は、依頼された通りの書類作成を行ういわゆる代書的業務から、複雑多様なコンサルティングを含む許認可手続の業務へと移行してきており、高度情報通信社会における行政手続の専門家として国民から大きく期待されています。

※日本行政書士会連合会HPより

⇒税理士になる前は、行政書士さんが何を守備範囲としているか1番わからなかったですね。
公的書類の作成のうち、司法書士が守備範囲とするもの以外のもの、こんな風に私は捉えています。
建設業なんかは許認可のための申請書類等が多いです。
そのため建設業を専門としている行政書士さんもいます。

今日はここまで。

MogBeeは沖縄県那覇市を拠点に、エグゼクティブコーチング、キャリアアドバイス、サービス業の品質チェックを得意としています。沖縄の衣・食・住に加えて、これまで旅した海外・日本全国の情報や、リスキリング、キャリア、教育、子育て、お金の話を発信していきます。

自分を大切に  管理人②より

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